家づくりで失敗したと思う理由(契約に関する失敗)
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。 釣りが大好き2児のイクメンパパの大ちゃんです。
北海道の朝とても寒く布団からなかなか出られません。
ただでさえあわただしい中ですが寝ぐせ直しとおむつ替えが日課になっています。
今日はとっても大事な‟契約に関する失敗”のことを書きますね。
目次
1.失敗例
2.失敗を防ぐために
3.まとめ
1.失敗例
住宅における失敗で契約における失敗は誰もが避けたいですよね。
特に経験のない買い物の契約ごとですからわからずして契約なんてことも多々あります。
失敗例
・あまり理解ないまま早い段階で契約をしてしまった。
・契約内容が不確定なまま契約してしまった。
・契約後に大幅に金額が変わってしまったが後戻りできなかった。
・キャンペーン期間中だからと慌てて契約した。
・値引きにつられて契約を急いでしまった。
・住宅会社の都合で引き渡しを設定され工事を急ぐ羽目になった。
・営業マンのゴリ押しに負けて契約してしまった。
・契約約款を確認せずに不利な契約内容になっていた。
契約というとても大事なことにもかかわらず
‟とりあえず”内容気に入らなかったら白紙にできますのでとりあえず契約を
‟この値引き率を確保するために”来月になるとこの値引きが出来なくなるのでこの%を確保するために
‟キャンペーンの枠を確保するために”限定10棟なのでその枠を確保しましょうetc.....
このような‟うまい話”に乗っかって失敗するというケースが多いようですね。
2.失敗を防ぐために
契約に関しては設計が確定し最終的な見積もりが出てから結ぶようにしてください。
内容が不確定の中、契約しても結果的には変更だらけになってしまいます。
その変更にいくらかかるのかわからないのに判断はできないはずですから、
打ち合わせの際に変更になった場合は必ずどのくらい金額が変わるのか確認したほうが良いでしょう。
またできるのであれば契約する段階では
①図面の確定
②仕様内容の確定
③見積金額の確定
ができたうえで契約をお勧めします。
それがお客様にとっても一番親切だと思います。
また値引きをする会社、しない会社ありますよね?
僕自身は値引き販売の会社をあまりお勧めしていません。
理由としては
①お客様によって値引きする、しないがあるのは不誠実に感じる
②見積内容に不信感を抱いてしまう
③値引きのしわ寄せが施工業者さんに行く可能性大
もし値引きを要求するお客様と勧められた金額で購入するお客様がいたとすれば
誠実に購入した人と値引きをしてもらい得をした人ができますよね。
又はAさんには5%の値引きBさんには10%の値引きみたいに
お客様によって金額が変わるのはとっても不誠実だと思います。
そのような会社さんは最初から見積もりが操作されているのかと不信感を抱いてしまいます。
だって、金額の表示に決まりごとはないので2000万円の建物を2200万円と提示し200万円値引きしますというような
営業手法もあり得ますもんね。
また、必ず適正な利益を生まなくてはいけないメーカーならなおの事大きな値引きは現場に反映されます。
例えば大工さんの単価が下がったり設備やさんのコストがカットされたり(泣)
夢ある住宅計画なのに喜ばれない仕事になってしまうんですよね。
もし、あなたの給与が来月20%カットされたとしたら同じ気持ちで働けますか?
きっとそれなりの仕事しかしたくなくなるはずです。
ですのでお勧めはしません。
もし値引きされないと納得出来ないのであればそれはあなたには不向きな会社さんですので
ほかの会社さんを当たったほうが良いでしょう。
3.まとめ
住宅会社の多くがそれぞれの物差しで金額を設定しています。
形のないものだからそれをいいことに設定しているのですがそれはあくまで会社にとっていいことであり
購入者にとっては良いことではないと思います。
僕の知ってる限りでは
1.工程平準化値引き
2.メーカー特別値引き
3.モデルハウス特別値引き
4.本社決済値引き
5.支店決済値引き
6.〇月特別キャンペーン値引き
のように何項目も値引きされ提示価格の28%くらいの値引きになっていたなんてこともあります。
1件の建物から28%も値引きして会社の決算内容見ますと営業マン一人当たりの利益率が10%近いなんてこともありますので
そんなに値引きしているのにしっかり利益を出している=もともとの金額がものすごい利益が出ている
と言うことですよね。
やっぱり僕には不誠実に感じてしまいます。
最近住宅も車や洋服のように値札のある家づくりが増えてきました。
今までわかりづらかった見積もりやお金のことをお客様にとってわかりやすく提示できるように
あらかじめ金額を開示する会社が増えてきたように思えます。
形のない住宅を商品にしたんですよね。
大きな買い物ですから少しでも安く購入したいというのはだれしも思うことです。
しかし安くしていいことばかりではないと言うことは理解しなくてはいけないと思います。
例えば
100万円する高級腕時計を買いに行って財布に80万円しかなくてお店側に20万値引いてくれと交渉するでしょうか?
きっと交渉しないと思いますしお店側も断ると思います。
厳しいようですが予算が合わない時点でその時計はあなたには買えないものなのです。
本当に欲しかったら20万円分貯めてから購入するか20万円分借りるかして購入します。
予算が合わない=値引きをしてもらう
ではなく
予算が合わない=自分たちにはふさわしくない
という認識をし断るという選択肢をしっかり持った方が良いと思いますよ。
そこを誤るから無理な契約、取り合えずの条件になり大きな失敗につながるかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
要望やコメントもドシドシお待ちしています。