失敗しないための家づくり~土地探し編①~予算の振り分け
住宅を検討するうえで一番目のハードルとなるのが“土地探し”
僕も自分の家を検討するときかなり悩みましたし最終的に決めるまで半年もかかりました。
住宅のプロの僕でさえこんなに時間がかかるのであれば初めてのお客様ともなれば・・・・。
でも大丈夫です。
失敗せずにスムーズに進めることができる方法があるんです。
答えは
“住宅業界を経験してるお金に詳しい人を探す”です。
それでは何故かということを説明していきますね。
多くのお客様が足踏みしてしまう原因の一つが
”全体予算の把握ができていない”
多くのお客様は土地を買うのがゴールではなく最終的にはそこに家を建てることがゴールです。
ただ
「自分たちの要望する建物がいくらするかもわからない」
「総体の予算がいくらが妥当なのかわからない」
そのような状態なら土地はいつまでたっても判断できません。
また、多くのお客様は土地だけ見ても
そこにどんな建物が建つのか?
庭がどのくらいとれるのか?
車は何台置けるのか?etc…
見当がつかないと思います。
そして次に問題となるのが
「総予算から土地代を差引いた分を建築費用と考えるか?」
「総予算から建築費用を差引いた分を土地代と考えるか?」
要は土地を優先するのか?建物を優先するのか?どちらにウェイトを置くかによって大きく変わります。
また、各社さんによって建物単価も変わりますので土地と建物の比率は変わります。
メーカーさんに土地探しを依頼するのは間違いではありませんがメーカーの担当者さんは自社で成約になるような土地単価内で探すと思います。
希望通りであっても予算が合わずに進まなそうな土地は紹介しがたいですよね。
だからと言って土地ばかりを優先していい土地は買ったけど希望している予算をオーバーしてしまい建築資金に費用を回せなくなったばかりともなれば本来のゴールが揺らぐ計画になってしまいます。
ではどうすればよいのでしょうか?
前途で記載したように全体の予算を把握するが一番間違いないです。 全体の予算を把握できない中では土地探しはおろか建物の計画を進めても意味がありません。
全体の予算を把握するためには
①お金に詳しいパートナー
②土地+建物に詳しいパートナー
③諸費用を抑えるパートナー
を見つけることが大事です。
あくまで会社を探すのではなく人探しからです。
第三者目線で総予算を図れる人物であれば住宅会社は1社に限られたわけではありませんので、総予算の中でバランスを見て提案することができるでしょう。
まずは、建物や土地のことよりも銀行のことや税金、借り入れなどお金に詳しい人を見つけましょう。 ただし、お金に詳しいからと言って住宅のことを知らないファイナンシャルプランナーなどはNG‼いつまでたっても家が建てられません。
何故か? ファイナンシャルプランナーは自分が提案した資金計画によって万が一家を手放すことになったり支払いができなくなるような提案はできません。 要はかなり健全ラインで資金計画を提案します。それによってほとんどを諦めなくてはいけなくなったり、土地・建物のバランスが崩れてしまいます。
ですのでファイナンシャルプランだけできるではなく住宅に関するファイナンシャルプランができる人でなくてはいけないのです。
お金のことに詳しい人がいたら 「住宅業界の経験者か?」を確認しましょうね。